2009年5月8日金曜日

チムチム紀行⑥ ”いけない キョージュ マジック”の巻

picnicで満たされた身体を動かすのは容易ではありませんでしたが、

”旅”を締めくくる最後のイベントが札幌で待っていたので、

離れていく大雪山を横目に、またまた車を走らせました。


目的地は札幌 ”ホール kitara”

”坂本龍一”のコンサートです。


坂本さんは、僕か幼い頃からメディアに出ていた人物だったので

なんだか身近に感じていて、世にいう”偉大さ”が分かっていながらも、僕には実感がなかったんです。
(PVで忌野清志郎とキスしてた時は、オカマだと誤解もしていた時もありました・・・w)


実際に見るまでは・・・







会場に入ると、二台のピアノ。


旅を走馬灯に振り返りながら、彼が出てくるのを待っていました。



そして本番。



最初は”あっ、始まった”といった感じだったんですが・・・


曲を重ねる毎に鳥肌が立ちました。


ピアノ二台は坂本龍一と、その演奏に反応したコンピュータが演奏し、掛け合う。


圧巻。




一曲、写メをとってもいいという曲に、会場が一斉にシャッターを押し、

そのシャッター音と坂本氏の演奏がセッションとなり、異様な雰囲気に。


このやることなすことが、”坂本龍一”であるコトを改めて実感していきました。



北海道限定CMでお馴染みの”nord”という曲でちょいと涙。

そして、”エナジー・フロー”や”戦場のメリークリスマス”、はたまたYMOの曲など

”サービス”とも取れる選曲ぶりに、今まで当たり前のように耳にしていた曲が

こんなに力があったのかと、ブチのめされました。



あっという間に2時間のコンサートは終わり


僕は初めて、”キョウジュ”を心から”教授”と叫んだ夜でした。








”焼き鳥屋”から始まり、”教授”で幕が下りたこの旅は



一生忘れられない”旅”にjなりました。



みんな、ありがとね。