こんばんわ 淀川チム冶です。
今回は2年前の作品で、ドキュメンタリーです。
”いのちの食べ方”という映画。
原題は”OUR DAILY BREAD”(我々日々の糧)。
聖書の言葉です。
文字通り、僕らの糧である食材は、どーなって僕らに届くのか。
この過程が、隠すコトなく描かれたドキュメンタリーです。
この映画の凄いところは約90分間ナレーションが無く進行すること。
”食材”とされる豚・鶏・牛・魚・野菜・果物が
大量に育てられ、大量に機械で捌かれる。
音楽もしゃべりも無く、次々と飛び込んでくる場面。
”説教”ではなく”クイズ”にも思える作品。
どんな問題が出されたか、観る人によって違うと感じるはず。
僕らは”いのち”食べてるのは言わずと知れてますが
どのくらいの”いのち”が、どんな形で処理されているのか。
僕は知りませんでした。
食材を余さない、腐らせないという方法で飲食を始めましたが
”食”を作るものとして、今まで以上にそれに”いのち”というものを
忘れることなく、強く感じなければならないと思いましたよ・・・
牛が次々と捌かれるシーンは圧巻。
”いのち”を捌いた後にランチをとる作業員のシーンは意味深。