今日はイベントに行ってきました。
「NICO」というイベントです。
電気を使わない音楽祭というコンセプト。
会場はマーガレット教会という教会で、幻想的でした。
音楽がメインと思いきや、ぎっちょんちょん。
有機ものの食べものや飲みもの。
有機のビールは苦いのに心地よい。
玄米ご飯について紙芝居が始まり、見終わった後すぐに玄米を食べる。
普段も食べてるのに、ここまですごいのか玄米という感じで打ちのめされ、胃袋からせがまれました。
食べていると試食用の有機大根で作ったお漬物を女性スタッフに勧められ、また胃袋に裾を引っ張られる。
食べていると、「おいしいですか?」と違う女性スタッフ。
彼女の名はみどりちゃん。僕の胃を奮起させたお漬物を作った張本人。
イベント主催である「環境NGO ezorock」という団体のスタッフで、傍ら有機野菜を作り、そのプロセスを知ってもらおうと活動を行っているそうです。
僕は食べ物を扱い、僅かながら食べてくれた人の身体を作る。
みどりちゃんが作るひとつの地球に優しく、薬を知らない純粋無垢な野菜が、僕の料理となり、たくさんの人の身体になるというイノセントなサイクルは、絶対にやらなければいけないなっていう想いが、蛍光灯代わりに灯っているろうそくの火の向こう側で、ゆらゆらしてました。
やろうとしていたコトが、確信から確信へメラメラ。
一緒に何かしようねと約束をして、みどりちゃんとはバイバイ。
点が線になるすばらしい夜でした。
にこにこ。