picnicで満たされた身体を動かすのは容易ではありませんでしたが、
”旅”を締めくくる最後のイベントが札幌で待っていたので、
離れていく大雪山を横目に、またまた車を走らせました。
目的地は札幌 ”ホール kitara”
”坂本龍一”のコンサートです。
坂本さんは、僕か幼い頃からメディアに出ていた人物だったので
なんだか身近に感じていて、世にいう”偉大さ”が分かっていながらも、僕には実感がなかったんです。
(PVで忌野清志郎とキスしてた時は、オカマだと誤解もしていた時もありました・・・w)
実際に見るまでは・・・
会場に入ると、二台のピアノ。
旅を走馬灯に振り返りながら、彼が出てくるのを待っていました。
そして本番。
最初は”あっ、始まった”といった感じだったんですが・・・
曲を重ねる毎に鳥肌が立ちました。
ピアノ二台は坂本龍一と、その演奏に反応したコンピュータが演奏し、掛け合う。
圧巻。
一曲、写メをとってもいいという曲に、会場が一斉にシャッターを押し、
そのシャッター音と坂本氏の演奏がセッションとなり、異様な雰囲気に。
このやることなすことが、”坂本龍一”であるコトを改めて実感していきました。
北海道限定CMでお馴染みの”nord”という曲でちょいと涙。
そして、”エナジー・フロー”や”戦場のメリークリスマス”、はたまたYMOの曲など
”サービス”とも取れる選曲ぶりに、今まで当たり前のように耳にしていた曲が
こんなに力があったのかと、ブチのめされました。
あっという間に2時間のコンサートは終わり
僕は初めて、”キョウジュ”を心から”教授”と叫んだ夜でした。
”焼き鳥屋”から始まり、”教授”で幕が下りたこの旅は
一生忘れられない”旅”にjなりました。
みんな、ありがとね。