僕は、バンドをやってました。
某大手レーベルの傘下で。
レーベルに入ったきっかけは
”その人”が僕らのライブを見て
興奮してくれて
一緒にやりたいと言ってくれたから。
”その人”は、日本に”PV”という文化を根付かせ
”ボガンボス”というバンドを育て
”矢野顕子”の映画を撮り
PVで”TMレボリューション”に”風”をあてた人(w
直々声をかけない音楽界の風来坊が
手を取ってきた状況を
僕らは断る理由もなく
一緒に歩んでました。
認めてくれたのが彼だったのが
嬉しかったから。
僕の身体の理由で、無期限で一線を離れなきゃいけない
状態で、現在に至るのですが
先日、”その人”が、旅立たれたと連絡がありました。
”その人”の為にやってた訳じゃないし
バンドが出来ない自分が一番かわいそう
そんな風に言い聞かせるように過ごして来たけど
声をかけてくれた”その人”の
喜ぶ顔は見たかったなって
今は、ものすごく強く思ってしまいました。
”こっち”では無茶やって来た人だから
どーか”あっち”では無茶なく安らかに。
ずいぶん年上だったけど
また対等に大好きだったお酒でも飲みましょう。
夢をもっているみなさま
どーか、身体だけは大事にして下さいね。