ずーと、何にも変わらない |
ここは僕の人生を培った聖地
幼い頃、グラウンドでバッティングフォームを固め
実戦の如く、ここでそれを試す
ここで小さい子達を見かけると
フワっとそれを思い出します。
初めて来た日から約30年
今でも思い出すと、度々足を運んでしまいます。
20球 100円
その頃を全く変わらない値段
相場は25球 300円だというのに・・・
古き良き時代を彷彿させるこの聖地は
僕が18の頃、一部人形ロボットが挿入され
通いつめてる常連客を騒然とさせたのも記憶に新しい
それ以来、僕と里中くん(勝手に命名)は
良きライバルとして、この場所に限って
一緒に時の旅を続けて来ました。
今までは20球、何も問題なく打ち込んで来た僕ですが
片目が見えない今となっては
逆にこの状態で打ってこそ
自分に新しい何かが生まれるのではないか
そんな想いで打席に立ちました。
里中くん 永遠のライバル |
それを感じる僕の鼓動
片目で打つ事、不知火守(ドカベンのキャラ)の如し
・・・結果は全て空振りでした。
でも、むしろすがすがしい。
大きな呼吸を一つして
また僕は、目標が一つ出来たと
やさしい秋風に肩を押されながら
バッターボックスを後にした
そんな9月11日の日曜日の午後でした。
注)文章は全てバカにして読んで下さい。
今回の結果
20球中0安打